葉酸摂取量

赤ちゃんの成長〜細胞分裂への影響〜

赤ちゃんがお腹の中で大きくなる時には、細胞分裂を繰り返します。

 

葉酸は、この細胞分裂に必須の栄養素です。

 

極力簡単に説明していきます。

 

細胞の中には核酸があり、核酸の中には親から子供へと代々コピーされ引き継がれていくDNAがあります。

 

 

葉酸は、そのDNAを作る時に働きます。

 

葉酸が不足すると、細胞分裂してDNAをコピーするときにミスコピーをする可能性を生み出します。

 

葉酸を解説するときに「無脳症や神経管閉鎖障害の発症リスクを抑える」と言われますが、葉酸を必要とする妊娠初期には、赤ちゃんの脳が形成されるからです。

 

でも、赤ちゃんは妊娠初期に育つだけでなく、出産までの期間ずっと細胞分裂を繰り返しながら大きくなっていきます。

 

安定期以降お母さんが葉酸摂取をしなくなったら、赤ちゃんは大きくなる働きを失うわけですね。

 

これが1点目です。

 

次に2点目の悪性貧血についてお話していきましょう。

悪性貧血〜赤ちゃんの生命線〜

悪性貧血とは、貧血の一種です。

 

でも、よく見られる鉄分の不足による貧血とは違います。

 

血液のもとになる赤血球を作り出すには、葉酸とビタミンB12が必要です。

 

葉酸が不足すると赤血球が十分に作られないため貧血になります。

 

これが、悪性貧血。

 

この悪性貧血は、おなかの赤ちゃんにどのような影響を及ぼすのでしょうか。

 

悪性貧血は、酸素を運ぶ役割の赤血球でありながら、その力が十分でない悪い赤血球が作られて起こります。

 

赤ちゃんの成長に必要な栄養は、胎盤を通じ、お母さんの血液からもらいます。

 

お母さんの血液は生命線とも言えるのです。

 

その生命線の血液に悪影響が出て、栄養や酸素が赤ちゃんに送られなくなってしまったらどうなるでしょう。

 

赤ちゃんは、どんどん大きくなろうと、どんどん栄養素を必要とするようになります。

 

妊娠初期だけではなく、妊娠中ずっとです。

 

葉酸は妊娠初期以外にも安定期も含めて、
○赤ちゃんの細胞分裂による成長のため
○赤ちゃんに十分な栄養と酸素を届けるために
十分に摂取するよう、意識していくことが重要です。


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